CSVガイド

CSVの区切り文字を確認・変更する|カンマ・タブ・セミコロン

拡張子が.csvでも、区切り文字がカンマとは限りません。タブやセミコロンが使われていることもあります。列の分かれ方を確認し、値の中のカンマを残したまま、渡す相手に合う形式へ保存します。

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このページで確認・保存する手順

  1. CSVを選び、表示された列数とヘッダー行を確認します。
  2. 1列のままなら、区切り文字をカンマ・タブ・セミコロン・パイプから選んで読み直します。
  3. 住所や商品説明など、カンマや改行を含む値が1つのセルに収まっているか確認します。
  4. 出力先の仕様に合う区切り文字を選び、保存したCSVを読み直して列数を照合します。

カンマを含む値を、別の列に分けない

次のCSVは3列です。「東京都, 渋谷区」のカンマはダブルクォートの内側にあるため、住所の一部です。文字列をカンマごとに切るだけの処理では4列になってしまいます。

顧客ID,住所,備考
00123,"東京都, 渋谷区","受付で「営業宛」と伝える"

タブ・セミコロン・パイプの使い分け

タブ区切りのデータは.tsvや.txtとして渡されることがあります。セミコロン区切りは、小数点にカンマを使う地域のデータで見かけます。パイプ区切りは連携先の仕様で指定される場合があります。ファイル名だけで判断せず、プレビューと仕様を照合します。

区切り文字の変更と文字コードの変更は別の操作です。日本語が読めない場合は文字コードを先に合わせ、文字が読めるのに1列になる場合は区切り文字を調べます。

セル内改行と、次のデータ行を区別する

説明文に改行が入っていても、ダブルクォートで囲まれていれば1つの値として扱います。そのため、テキストファイル上の行数とCSVのデータ行数が一致しない場合があります。行数だけでなく、解析後のレコード数で確認してください。

Excelでだけ1列になる場合は、このページで列が正しく分かれるかを確認したうえで、Excelの取り込み時にも同じ区切り文字を指定します。詳しいExcelの操作は、関連ガイドの「ExcelでCSVが1列になるときの直し方」で確認できます。

保存後に確認すること

  • ヘッダー行の列数と、各データ行の列数が合っているか確認します。
  • 引用符・カンマ・セル内改行を含む行を少なくとも1件確認します。
  • 文字の一括置換でセミコロンをカンマに変えると、説明文に含まれる文字まで変わります。
  • もともと1列しかないCSVや短いサンプルでは、区切り文字を一意に判定できないことがあります。

よくある質問

拡張子を.csvに変えればカンマ区切りになりますか?

なりません。拡張子はファイル内の文字を変更しません。元の区切り文字で読み込み、出力時にカンマを指定して保存してください。

BOMを付ければ列も正しく分かれますか?

BOMは文字コードを識別するための情報です。列の分割には区切り文字と引用符の読み取りが関係するため、別に確認します。

参考資料